eterble(エターブル)のストーリー
eterbleを構想し始めた2019年、人々の興味はファッションからライフスタイルへと移りつつある頃でした。これからは、生活にまつわる空間を美しく整え人生をより豊かに楽しむための大切なアイテムこそが、今後「ほんとうに欲しい」と思うものになるのではないかといわれていました。
その流れで注目を集めていたのがテーブルウェアです。
中でもテーブルクロスは日常の景色を鮮やかにアップデートしてくれる、とっておきのアイテムで、部屋の内装や家具を変えるよりも手軽で、まるで服を着替えるような感覚でありながら、とびきりの新鮮さや高揚感をもたらしてくれるアイテムでした。
2020年eterble開発中にコロナ禍へ突入すると、自然と働き方や価値観などが大きく変化し、家で過ごすいわゆる「おうち時間」が増え、それと共に生活空間を美しく整えて日々を丁寧に暮らしたい人々も増え、テーブルウェアに対するニーズがさらに大きく変わっていきました。
eterbleを選ぶ人は、自分らしい価値観で毎日を楽しみながら過ごしている人。
ほどよいmix感、辛すぎず甘すぎない 、地味すぎずカジュアルすぎてもダメ、シンプルだけどきれい目に、ちょっぴり贅沢な雰囲気があるものが好きな人。
また、ライフステージに合わせて大人のライフスタイルを自分流に楽しむことができる人。
メールやSNSといったコミュニケーションが主流の今だからこそ、人の心の温度が感じられ、ときにはショートカットせずに少し手間ひまをかけて、自分の思いやテンションを丁寧に伝えられるそんな毎日を楽しみたい。そんな人たちではないかと思っています。
ブランドネーム:eterble(エターブル)
たおやかに流れる美しい時間と、満ち足りた食卓をあなたに。これからのあり方を見つめなおし、モダンさを備えたクオリティでありながら、深く配慮されたものを選べる喜びと充実をお届けしたい。「eterble」は環境へのやさしさや地球への想いある人たちに贈るサステナブル・テーブルウェアブランドとして、2022年5月26日にブランド発表がされました。そして2022年10月に記念すべきファーストコレクションを発表。
eterbleの商品開発自体は2019年から始まっていましたが、大きな変化が訪れたのは2021年、葉山泰子がクリエイティブ・ディレクターに着任してからでした。2019年当初はデザイン面に注視したテーブルクロスづくりを計画していましたが、コロナ禍の2021年に、新技術との出会いと「環境に配慮したテーブルウェアづくり」をしなければならないと思い大きく舵をきりました。
eterbleのファーストコレクションは、クリエイティブ・ディレクター葉山泰子がニューヨーク在住中に心惹かれたスペインやポルトガルの美しいアートからインスパイアされ、そこに暮らす自立した女性のライフスタイルをイメージして作り上げました。クロスの少し褪せた色使いや幾何学模様は、大西洋の夕陽を浴びた建築物と草花をデザインソースとして表現しています。
今コレクションのテーブルクロスは一見シンプルながらも、テーブルにかけると存在感を魅せることができる独立性を追求。シックでどの家庭にも馴染む印象を持たせながら、生地の切り替えやブロード刺繍をほどこし、女性が想う遊び心の表現も目指しました。
気負っていない居心地と見心地のよいテーブルクロスは、使う人のその日の気分でテーブル上に重ねるだけで、普段使っている同じ食器や、いつも読んでいる本までが表情を変えたり、帰り道にみつけて買ったお花を添えたりすると、さらに幸せな気持ちになれたりするアイテムです。
少し手間ひまをかけて、自分の思いやその時の気持ちを丁寧に伝えられる、そんな毎日をお楽しみください。