カヌレとアイス 大濱平さん「見せかけではない社会貢献活動を。社会と人にやさしい “幸せ”を育む スイーツラボ」
日々の生活を豊かに、そしてサステナブルな取り組みに自然と参加できるヒントを、さまざまなプロフェッショナルにお伺いしていくINTERVIEWシリーズ。今回は、スイーツを通して社会課題の解決に取り組む「カヌレとアイス(株式会社ブライド・トゥー・ビー)」の大濱平さんにご登場いただきます。
社会と人にやさしい “幸せ”を育む スイーツラボ「カヌレとアイス」
大濱様)
カヌレとアイスは『スイーツを食べてHAPPYに 社会を元気に。』というコンセプトのもと、社会と人にやさしい “幸せ”を育む スイーツラボです。
コロナ禍の2020年春に本業である結婚式が完全にSTOP。当社代表である伊藤の「コロナがあったからこんな成長をできた!という期間にしよう」という思いのもと、全メンバーで街頭に立ち「至福のカヌレ」という商品の手売り販売を開始しました。たくさんの応援をいただき、多い日には1日に2000個売れる日も出てくるほどになりました。そして同年の12月に「カヌレとアイス」というブランドを立ち上げました。
主力商品の「至福のカヌレ」と「至福のアイス」を通して、SDGsの応援や社会貢献活動への取り組みを行っています。環境や体に配慮した “至福のスイーツ” を研究しながら、お客様にもラボの一員となっていただき、ご自身の暮らしや社会課題を一緒に考えて、幸せの連鎖を一緒に生み出せるスイーツショップを目指しています。
カヌレとアイス 新店舗「東京・ハラカド店」のビジュアルイメージ
コロナ禍をきっかけに生まれた新規事業。
見せかけの社会貢献にしない、緻密な取り組み。
当社の企業理念は「HAPPY PEOPLE MAKE HAPPY PEOPLE」。幸せな人が幸せな人をつくるという考えで、当社に関わってくださるすべてのパートナー様やお客様が笑顔になることを重視しています。
カヌレとアイスはコロナ禍でウエディング事業がストップした時に、「じっとはしていられない。この状況だからこそできることをやろう!」と動き始めた、文字通り試行錯誤の新規事業でした。
コロナ禍の世の中をどうしたらもっと明るくできるだろうか、笑顔にできるだろうか・・・そのような問いを事業責任者である当社の社長と私を含めた開発チームで突き詰めて考えた結果が、『スイーツを食べてHAPPYに 社会を元気に。』というコンセプトに繋がっていきました。
このようなコンセプトを掲げるからには、見せかけだけのものにはならないようにしようと、製品作りから、寄付先、寄付の仕組みに至るまで、しっかり向き合って行こうと決めて、取り組んでいます。
カヌレとアイス 公式サイト
「スイーツラボ」を名乗る意味
冒頭に、カヌレとアイスは「社会と人にやさしい “幸せ”を育む スイーツラボ」という自己紹介をさせていただきましたが、自分たちのことを “ラボ” という位置づけにしたのには理由があります。
例えば、スイーツは食べ過ぎてしまうと時に罪悪感がありますよね(笑)。でもシンプルな素材で、体にも良くて美味しい、そしてカヌレとアイスのスイーツを食べることが社会貢献にもつながるならば、お客様も社会もHAPPYになれる!・・・という風に、心も体も幸せになれるようなスイーツ開発の研究は惜しまないというスタンスからラボ(=研究室)と名乗っています。
カヌレとアイスのスイーツは、全て職人の手作りです。トップパティシエはクープ・デュ・モンド2025世界大会の日本代表である宮﨑龍と、顧問にはクープ・デュ・モンド世界大会にて世界一に輝いている松島義典がおり、至福のスイーツ開発の土台を築き、支えてくれています。
また、我々のスイーツラボは、当社の社員や職人だけでなく、寄付先や、お客様にもラボの一員になってほしいという想いが込められています。
現在5つの寄付先がありますが、この選定にも時間をかけました。寄付することで、本当の意味で相手の手助けになるのかどうか、しっかりと支援先の内容を把握し、理解したうえで選ばせてもらいました。
そうして我々が支援すると決めた寄付先に、消費者であるお客様自身がどこに寄付するのかを選択できるような仕組みを作りました。これは、社会課題の解決について、一歩踏み込んで考えるきっかけになって欲しいと思ったからです。店頭であれば、タッチパネルや積み木のようなブロックを用いてフィジカルに投票いただくスタイルをとっています。
カヌレとアイス 公式サイトのSDGsページ
カヌレとアイスのロゴは、アートディレクターのワキリエさんに担当していただきました。円形を縁どる矢印は、世の中に幸せの循環を生み出すイメージを表しています。寄付の他にも、食材のはぎれなどの食品ロスを減らすために、ロス食材を販売する業者との連携も行っています。また、地域貢献や食育の観点から、地域の児童養護施設の子供たちを招待して職場体験やパティシエ体験などの取り組みや、障がい者・介護施設へのスイーツ提供(寄付)もさせていただいています。このようにたくさんの方のお力を借りながら、スイーツラボは成長をしていっています。
カヌレとアイスのロゴと店舗
「カヌレとアイス」と「eterble」期間限定ギフトセットを販売。両者の想いとは。
今回、eterbleとコラボレーションして、カヌレとナプキンのギフトセットを期間限定で販売することになりました。カヌレとアイスにとって、他ブランド様とのコラボはこれが初めての試みです。eterbleは、コンセプトやビジュアル、商品が本当にお洒落でありながら、環境に配慮したものづくりを極めていらっしゃることが素晴らしいなと思い、感銘を受けました。
両者の共通点は、社会課題の解決に向けた取り組みに真摯に向き合っている点だと思います。同じ志を持ったブランドがタッグを組んで、より多くの方に両者の商品や取り組みについて知っていただき、お手に取っていただくことを期待しております。
カヌレとアイス +eterble サステナブルギフトセット(期間限定販売)
カヌレとアイスの店頭には、若い方やご家族へのお土産用にとお父さん世代、インバウンドの方々などが多く来店されます。一方、eterbleには30代から60代の働く女性や主婦の方々が多いと伺っています。今回のギフトセットは、様々な世代に向けて、ちょっとした手土産や御礼の品にぴったりな内容となっています。
販売は、カヌレとアイスの店頭、ECサイト、LINEギフトを予定しています。クリスマスや年末の贈り物としてもご活用いただけると嬉しいです。
<eterble × カヌレとアイスの期間限定ギフトセット>
・eterble × カヌレとアイス SDGS企画 サステナブル GIFT
販売期間:2024年10月30日(水)~12月31日(火)
内容 :カヌレ3 個 + ナプキン(カルム/スノー)1 枚
店頭価格:3,980円(税込)
通販サイト|https://caneleetcremeglacee.com
LINEギフト|https://mall.line.me/sb/caneleetcremeglacee
大濱 平|Taira Oohama
株式会社ブライド・トゥー・ビー スイーツ事業部GM
カヌレとアイス(株式会社ブライド・トゥー・ビー)
パティシエ界の権威とも言える、2年に一度開催される世界大会クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2025 日本代表に選出された宮﨑パティシエが手がける、本格派カヌレとアイスの専門店。
“至福のカヌレ”と”至福のアイス”を通してSDGsの応援や社会貢献活動への取り組みを行っています。環境や体に配慮した”至福のスイーツ”を研究しながら、お客様にもラボの一員となっていただき、ご自身の暮らしや社会課題を一緒に考え”幸せの連鎖”を一緒に生み出せるスイーツショップを目指します。
公式サイト
https://www.caneleandicecream.com
公式Instagram
https://www.instagram.com/canele_et_cremeglacee