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テーブルコーディネーター Emiko Fukuhara「インテリアと心の豊かさ」

日々の生活を豊かに、そしてサステナブルな取り組みに自然と参加できるヒントを、さまざまなプロフェッショナルにお伺いしていくINTERVIEWシリーズ。今回はテーブルコーディネーターのEmiko Fukuhara氏に、「インテリアを通して培う心の豊かさ」についてお話しを聞いてきました。

 

 

―海外での生活で体験したこと、感じたことー

Emiko

私は幼少期からイギリス、アメリカ、ドイツ、シンガポールなどに住み、多種多様な文化の中で生活をしてきました。

中でも、駐在先のドイツで触れた、ドイツの人々の暮らし方は特に心に残っています。通りに面する窓辺にはいつもお花が生けてあり、それは、そこに住まう家族だけではなく、通りを歩く人々の心も明るく満たされるように、との気持ちからでした。

お花を生ける、というちょっとした工夫で、普段の暮らしを美しく彩ることができ、そして自分や自分の周りの方の気持ちを豊かにすることができるのだと実感した経験でした。このような経験を通して、日々の暮らしをその人らしく丁寧に過ごすことが、心豊かに過ごすために大事だと感じ、お一人おひとりに合った空間、インテリア、テーブル、トータルでのコーディネートをお伝えする仕事をしています。

 

 

―インテリアに興味を持ったきっかけー

Emiko

インテリアはドイツ駐在時に興味を持ち始めました。ドイツの街のシックで自然な色合いや、日常で使われているリネンやテーブルウェアからは温もりが感じられ、暮らしていてとても心地よく感じたものでした。そしてそれは、建物を含めた街全体や、一つ一つのものが時代を経て大切に受け継がれてたり、時には修理をしながら手を加えながら、愛され長く使われているからだと感じました。

そのような文化に触れる中で、自然と自分や家族のために一つ一つのものを吟味して選び、長く使っていきたいという意識や、また住環境を自分が心地よいように整えていきたい、という意識が高まりました。この感覚にあわせて、季節感や心地よい色の合わせを重ね、テーブル上やインテリアを通して暮らしを楽しみ彩るようになりました。

そして、流行りのものやブランド名にとらわれることなく、「普遍的な良いもの」「自分が本当に日常で使っていきたいもの」とはどういうものかを考えるようになりました。また、その物が「どのように作られているのか」という背景も考えて選ぶようになりました。

日本に帰国後の今は、私たち家族が気に入って迎えたものに加えて、お互いの祖父母が遺してくれた古き良き物もインテリアや暮らしの中に取り入れており、私たち家族らしい心地よい暮らし方を愉しんでいます。

 

 

―Emikoさんが大切にしていることー

Emiko

「毎日をどのように暮らすか」で、子どもたちや自分の感受性は大きく変わると思っています。そして、小さな自然の変化を楽しんだり、音楽を楽しんだり、日常のちょっとしたことに気づき楽しめる、そのような豊かな感受性こそが、人生を豊かに過ごすのに大事だと感じています。

そのためには家が心地よく過ごせるだけではなく、五感を刺激してあげられるような場所にしたい、という思いをもって、住環境やインテリアを意識して整えることを大事にしています。「なんでもない日常こそ大事に」という気持ちは、常に持っていたいです。

 

 

―空間を整えるということー

Emiko

「空間を整える」というと、難しそうなイメージがあるかも知れませんが、ちょっとした工夫で可能です。

例えばいつも同じ食器を無意識に使うのではなく、お料理に合わせて食器を楽しみながら選んでみる事も、食卓を整えることの第一歩です。またちょっとしたコツを知れば、食器の組み合わせ方や、より食事を美味しく、食卓を魅力的に見せる方法もわかり、食空間が整って、食卓に集まってくる時の家族の気持ちも変わっていくと思います。

ただ、人工的に作り込まれすぎた空間は、緊張感があり居心地悪く感じてしまうように思うので、私はその時々の季節のお花や葉物など自然のものや、作り込まれすぎていない自然体の形や質感の物を意識して使ったりして、自然体でリラックスして過ごせる場所にすることを意識しています。

 

 

―eterbleについてー

Emiko

eterbleのコンセプトにはとても共感しました。

商品を手に取った時に、凛としていて自分をきちんと持っている人が、その人の洗練された空間で使うようなテーブルクロスだというイメージを持ちました。

私が日常で大事にしている、心地よい「色」と、上質な「質感」であることも感じました。強い発色のものや柄が主張しているものは、食器やナフキンなどと合わせにくいと感じることが多いのですが、eterbleのテーブルクロスは、食器との調和も取れやすく、食事を引き立ててくれて、かつインテリアにも馴染みやすい物だと感じました。

家のインテリアは簡単に変更することは難しいですが、テーブルクロスはその日の気分や用途に合わせて簡単に雰囲気を変えることができる、便利なアイテムだと思います。色味を足したり、逆に引き算したり、質感を変えて季節感を出したり、など、意識してその時々に合うものを選んであげることで、日常で楽しめると感じています。

テーブルクロスの簡単なケア方法としては、食事の油汚れがついてしまった場合は食用洗剤をつけて、ある程度油を浮かせてから洗濯します。干す時は、軽く干した後生乾きの状態でアイロンをかけると、比較的シワが目立ちにくくておすすめです。

思ったよりも簡単にケアできるので、ぜひまず一枚、お気に入りのクロスを見つけていただいて、リネンのある生活を取り入れてみていただきたいと思います。

Emiko  Fukuhara

テーブルコーディネーター
Living & table organizer, organist

Web  https://www.blumen-tablestyling.com/
Instagram https://www.instagram.com/emiko.table.lifestyle/

FSPJ認定サロンhttps://www.fspj.jp/instructor/instructor_4.html