イベントレポート|花と器、そして自然のつながりを学ぶ一日。横浜山手西洋館「花と器のハーモニー2026」特別ワークショップ
2026年6月、横浜山手西洋館「花と器のハーモニー2026」の関連イベントとして、佐藤由美子さん主催の特別ワークショップが開催されました。ゲストとして、ハナバチ研究者・光畑雅宏さんとeterbleクリエイティブディレクターの葉山泰子が登壇しました。歴史ある「横浜市イギリス館」のホールを舞台に行われた今回のイベントでは、英国のアフタヌーンティー文化の本質である「人を想い、時間を慈しむ心」を軸に、自然や環境、文化の継承へとつながる豊かな暮らしについて紹介しました。
テーブルコーディネートの鑑賞、自然について学ぶセミナー、ナプキンワーク体験など、多彩なプログラムをご用意し、花や器、食、そして自然とのつながりをテーマに、参加者の皆さまと特別な時間を共有しました。暮らしを豊かにするヒントと新たな発見にあふれた一日の様子をご紹介します。
佐藤由美子さんによるテーブルスタイリング
はじめに佐藤さんから「花・蜂・お茶」をテーマに “自然と共にある新しいおもてなしのあり方” についてお話いただきました。
セミナー会場内に設けられた、2つのテーブルコーディネートは佐藤さんによるもの。英国のアフタヌーン文化を入り口に、「どのように時間を過ごし、人と心を通わせるか」という本質に触れながら、ミツバチをモチーフにしたテーブルウェアやサステナブルな素材を取り入れたテーブルスタイリングをご披露いただき、コーディネートのポイントを解説いただきました。

参加者の皆さまは実際のコーディネートを間近で見ながら、日常のおもてなしや食卓にも活かせるアイデアに熱心に耳を傾けていました。
人と人、自然と文化、そして未来をつなぐおもてなしについて参加者とともに考える特別な時間となりました。
「私たちが知らず知らずのうちに受けるハチ達からの恩恵」

続いて行われたのは、ハナバチ研究者・光畑雅宏さんによるセミナーセッションです。
テーマは『私たちが知らず知らずのうちに受けるハチ達からの恩恵』。ミツバチやマルハナバチなど蜂の種類や特徴をはじめ、花と蜂が互いに適応しながら進化してきた「共進化」の関係についてご紹介いただきました。

イチゴやリンゴ、トマトなど私たちの身近な農作物の多くが蜂による受粉に支えられていることや、生物多様性と私たちの暮らしが深く結びついていることについても解説。自然の営みへの理解を深める貴重な学びの時間となりました。

ナプキンワークとテーブルデコレーション体験

後半は、eterbleクリエイティブディレクター・葉山泰子によるナプキンワーク体験を実施しました。バラやエスカルゴ、デルタなど、テーブルを華やかに彩るナプキンの折り方をレクチャーし、参加者の皆さまにも実際に制作していただきました。

▶ナプキンワークと飾り付け用に準備されたアイテム
▶ハチの刺繡が施された、eterbleと佐藤さんのコラボナプキンも展示。
同じ折り方でも、生地の厚みや質感によって仕上がりの印象が変わることや、美しい形を作るための手アイロンの使い方なども紹介。完成後は、ご自身で選んだ器と制作したナプキンを佐藤さんのテーブルコーディネートに飾り、思い思いのスタイリングを楽しみながら写真撮影を行いました。

ドリンクとお茶菓子を囲んで

ワークショップの締めくくりには、特別にご用意したドリンクとお茶菓子を楽しむティータイムを開催しました。
体験を終えた参加者の皆さまは、作品を眺めながら感想を共有したり、講師へ質問したりと、和やかな交流の時間を楽しまれていました。テーブルを囲むことで自然と会話が生まれ、イベントならではの温かなつながりが広がりました。
ゆったりとした空気の中で、一日の学びや発見を振り返る心地よい時間となりました。

特別な場所で、特別な体験を
今回のワークショップでは、歴史ある洋館という特別な空間の中で、テーブルコーディネートの美しさに触れ、自然からの恵みについて学び、そして自らの手でテーブルを彩る体験をお届けしました。
eterbleはこれからも、専門家やその道のプロフェッショナルの協力を仰ぎ、サステナブルな暮らしや豊かな食卓につながる学びと体験の場を創出してまいります。
次回のイベントでも、皆さまとお会いできることを楽しみにしています。ぜひ、eterbleならではの特別な体験にご参加ください。
(左から)光畑さん、佐藤さん、葉山さん